新生児との生活は、想像していなかった悩みや疑問が毎日やってくるもの。
寝ない、
寝すぎる、
置いたら起きる、
飲まない、
飲みすぎる、
泣き止まない、
体重が増えない、
体重が増えすぎる、
湿疹が出てきた、
便秘になった…。
「自分のやり方で合ってるのかな?」と、不安や戸惑いを感じながら過ごす日々。また、「赤ちゃんとの生活って今とどう違うんだろう?」と、これからの変化にドキドキしている方もいるかもしれません。
そんな方に向けて――
この記事では、筆者のリアルな体験をもとに新生児との24時間を一緒にたどりながら、よくある疑問や不安に寄り添っていきます。
赤ちゃんも、家庭も、それぞれ違っていて当たり前。比べるのではなく、「うちの子のペースでいいんだ」と思える気持ちを少しでもお届けできたら嬉しいです^^

この記事はこんな人におすすめ!
・これから新生児を迎える予定で、新生児との生活に心配や疑問がある人
・すでに新生児との生活が始まっていて、悩みや不安がある人
・新生児との毎日を、少しでも明るく楽しいものにしたい人
新生児がいる生活!リアルな育児を公開
新生児の1日は、基本的に「寝る・泣く・飲む・出す・沐浴」のくり返し。でも、その頻度や量、時間帯は本当に赤ちゃんによってさまざまです。
一般的にはどうなんだろう?と疑問に思ってネットで検索をかけると、自分の子とは頻度や量が異なっていて焦る、なんてことありませんか?
私はあります。しょっちゅうあります!
でも、2人の育児をしていて新生児期の様子を比較してみると、同じような環境で育っていても、赤ちゃんによって過ごし方は本当に違うんだなぁと実感しました。
正解なんてないと思うようになってから、ある程度の目安はあるけれど「この子のペースでいっか」と思えるようになりました。比較をしてはいけない、というよりも「違ってていい」と思えるようになることで心が軽くなったように思います。
以下、今日生後3週間と5日になる下の子と、上の娘(3歳)が生後3週間と5日の時の1日の生活を公開します!
<上の子>
【睡眠時間】15時間
【排便回数】6回
【排尿回数】8回
【授乳回数】12回
<下の子>
【睡眠時間】18時間
【排便回数】5回
【排尿回数】10回
【授乳回数】8回
睡眠や授乳、排泄の回数だけでもずいぶん差がありますよね。さらにわかりやすくするために、2人の1日の流れを時間軸で表にしてみました。「自分の子と全然違うけど大丈夫なんだ」とホッとしてもらえたら幸いです❁
\正解なんてない!同じ生後3週目でも1日のスケジュールはこんなに違う!/
時間帯 | 下の子 | 上の子 |
---|---|---|
0:00 | 睡眠 | 睡眠 |
1:00 | 睡眠 | 睡眠 |
2:00 | 起床・オムツ替え・直母(左右5分)・睡眠 | 睡眠 |
3:00 | 睡眠 | 起床・オムツ替え・直母(右15)・睡眠 |
4:00 | 睡眠 | 睡眠 |
5:00 | 起床・オムツ替え・直母(左右5分)・睡眠 | 起床・オムツ替え・直母(左5/右10)・泣く |
6:00 | 睡眠 | 寝かしつけ |
7:00 | 睡眠 | 睡眠 |
8:00 | 起床・オムツ替え・直母(左右5分) | 起床・オムツ替え・直母(左10) |
9:00 | ボーっとしたり泣いたり | 睡眠 |
10:00 | 睡眠 | 起床・オムツ替え・直母(右10) |
11:00 | 起床・オムツ替え・搾母乳(80ml) | 直母(左10) |
12:00 | ボーっとしたり泣いたり・オムツ替え | オムツ替え・直母(左5) |
13:00 | 睡眠 | ボーっとする |
14:00 | 起床・オムツ替え・直母(左右5分) | 直母((左10) |
15:00 | 睡眠 | オムツ替え・直母(右20) |
16:00 | 睡眠 | 睡眠 |
17:00 | オムツ替え・沐浴・直母(左右5分) | 沐浴・直母(左10分) |
18:00 | よく泣く | 睡眠 |
19:00 | 起きたり、寝たり・オムツ替え・直母(左右5分) | 睡眠 |
20:00 | 寝かしつけ・オムツ替え | オムツ替え・直母(右20分) |
21:00 | 睡眠 | 睡眠 |
22:00 | オムツ替え・直母(左右5分)・睡眠 | オムツ替え・ミルク(90ml) |
23:00 | 睡眠 | 直母(左10分) |
育児書やネットの情報と違っていても、心配しすぎなくても大丈夫。数字はあくまで目安として参考にしつつ、「自分の子なりのリズム」を大切にしていきたいですね。
助産師さん直伝!よくある新生児育児のQ&A
2人の新生児を育てるにあたって、今まで助産師さんに質問をした疑問や悩みに対する回答を共有します!下の方には、助産師さんに質問をしたことはないけれど、今までの私の経験から思うことや工夫していることを記載します。
— 助産師さんとの会話

授乳中の寝落ちや3時間以上寝ている場合は、起こした方がいいですか?

「体重増加しているか」というのが1つの判断基準はあるけれど、基本的に新生児期は3時間おきに起こしてでも授乳した方がよいです。5時間以上あくと脱水になりかねないから注意が必要!

母乳が足りているかどうかわからなくて心配です。

吐き戻している場合は多かった分を出していることが多いので足りているサイン。そうでない場合は体重増加を確認する必要があるので心配な場合は産院に相談してくださいね。

吐き戻しが多いのですが、飲ませすぎでしょうか?

コポっと出たり、タラ~っと出るくらいなら問題ないです。マーライオンのように吐き戻す場合には念のため相談をしてくださいね。

ベッドに置くと泣いてしまうのですが、よく寝てくれるコツみたいなのはありますか?

産院ではタオルなどを使っていわゆる「おひな巻き」をします。絶対ではないけれど、安心して寝てくれることが多いです。
— 以下、私が抱いていた疑問や不安に対する私なりの回答
【悩み】泣いてばかりで寝なくて辛い
【対策】特に夜間は無音で暗い中ギャン泣きしている子供を抱っこしていると気が滅入るので、イヤホンをつけて好きな動画やドラマなどを見てエンタメ時間ととらえるようにしてから少し気が楽になりました!
【疑問】いつ頃からまとまって寝るようになるの…?
【回答】上の子の場合は生後1か月半の頃から夜中に5時間ほど寝てくれる日がちらほら。ただ、ここから睡眠時間が長くなると期待していたら、生後10ヶ月頃まで夜中に1時間に1回起きていました。(きつかった…)断乳した日からよく寝るようになったので断乳話はまた別途ご紹介します^^
【疑問】沐浴は毎日?時間帯ややり方は?
【回答】基本的には毎日、15~17時の間くらいにしています。でも、お風呂は入らなくても生きられる精神で辛いときはスキップ♪上の子はお顔にお水がつかないように洗っていたら、3歳の今でもお水が苦手なので、下の子は頭からかけるスタイルでやっています!
【疑問】外出はいつからOK?
【回答】上の子の時は、1か月検診後に近所を10分程度のお散歩から始めましたし、下の子もその予定です!
【悩み】上の子との関わり方に悩んでいる
【対策】赤ちゃんが生まれてからの上の子の様子や、関わり方の工夫について書いた記事はこちら!よければ参考にしてみてください。
【悩み】家事が回らない。どこまで手を抜いていい?
【対策】やらないと生きられないもの以外は適当☺ご飯、食器洗い、洗濯物は毎日やるけど、掃除関連はできる時にやるし、ご飯も疲れている時は出前やお惣菜万歳です!
【悩み】なんとなく気分が落ち込む…
【対策】産後にわけもなく泣いてしまう経験があります。私の場合、ホルモンのせいにしてひとまず気が済むまで泣いたり落ち込んだり怒ったりすると、少し経つと気分が戻ることが多いです!
【悩み】夜間に息をしているのか心配で寝られない
【対策】上の子の時にこの悩みで寝られなかったので、今回はベビーセンサーを購入しました!産院でも使っていたので信頼のある商品です。次のコラムで紹介しているのでぜひ見てみてください。
新生児育児には正解がないからこそ、いろいろなやり方や考え方に触れて、自分に合った形を見つけていくことが大切なんだと思います。少しでも「これならできそう」「うちもやってみようかな」と思える工夫があれば嬉しいです^^
あってよかった!生活が楽になったグッズ5選
新生児育児を少しでも楽にしたくて、ネットで情報を漁っていた時期がありました。そんな私が実際に使って「これは買ってよかった!」と心から思ったグッズを5つ厳選してご紹介します!
- おくるみ
【商品名】
エイデンアンドアネイ(aden+anais) モスリンスワドル
【 おすすめポイント】
・肌ざわりがふんわり柔らかくて、敏感な新生児にも安心
・薄手で洗濯してもすぐ乾いてくれる(大事!)
・柄が可愛くて気分が上がる☺
・新生児期はもちろん、ブランケットやベビーカーの日よけなど長く使える! - ベビーモニター
【商品名】
babysense home
【 おすすめポイント】
・産院でも導入されていて信頼性◎
・夜間の息しているか心配で寝られない悩みが解消される! - 授乳クッション
【商品名】
マイブレストフレンド 授乳用クッション
【 おすすめポイント】
・バックルがついていてずれない
・クッションを付けたまま立ち上がれるから授乳後に赤ちゃんをベビーベッドに置きやすい
・ポケット付きでペットボトル収納が可! - ベビーバス
【商品名】
リッチェル ひんやりしないおふろマット
【 おすすめポイント】
・ひんやりしないから赤ちゃんが安心できる
・赤ちゃんを寝かせられるから両手があく!
・沐浴をする人の腕の負担が軽減される - 授乳ライト
【商品名】
Umimile 授乳ライト
【 おすすめポイント】
・ワンタッチ操作で新生児を抱いたままでも簡単にON/OF
・明るさや色味を調整できるので、夜中の授乳も目が冴えすぎない
頼れるアイテムに助けられながら少しでも育児の負担が軽くなって、心に余白ができますように!
2人目の新生児を迎えて思うこと
育児をしていると「隣の芝生は青く見える」現象がよく起こる。
3歳の育児でも思う。
ご飯を食べなくて悩んでいるママは、よく食べる子のママがうらやましく思うし、食べ過ぎが心配なママは、食が細い子のママがうらやましく思う。
新生児育児も同じ。
体重増加が激しくて心配なママは、ゆるやかな体重増加をしている赤ちゃんのママがうらやましく思うし、体重が増えなくて不安なママは、「少しくらい多くてもいいから増えてほしい」と思ったりする。
でも、2人の新生児を育てた経験から思うのは、
「その子なりのペースでいい」ということ。同じ親が同じようにお世話していても、2人の赤ちゃんはまったく違っていて、眠る時間、飲む量、泣き方、成長のスピード、すべてバラバラ。どちらが正しいとか、どちらが理想とかじゃなくて、どちらも「この子の普通」と思うと気が楽になりました。
だからこそ、
他の誰かと比べるより、昨日の自分や昨日の赤ちゃんと比べてみることにしました。
「昨日よりちょっと眠れた」
「今日は笑顔が多かった」
そんな変化を感じながら育児を楽しめたらいいなと今では思っています!
この記事を読んで、うまくいかない日があっても、赤ちゃんが今日も元気に過ごせていたら100点だと思って、自分と赤ちゃんのペースで育児を楽しめるきっかけになると嬉しいです。
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